概要
実現方法・説明
ここではリストの参照方法を説明する。
オフセットを指定する1
リストの要素のN番目を取り出したい場合はオフセットを使う。
こんな感じ。
new_list = [‘apple’, ‘orange’, ‘kiwi’]
print(new_list[1])
リスト「new_list」のオフセット1の要素を取り出してprintした例である。
実行結果はもちろん、’orange’である。
オフセットを指定する2
オフセットには、負のインデックスを指定することも出来る。
こんな感じ。
new_list = [‘apple’, ‘orange’, ‘kiwi’]
print(new_list[-1])
リスト「new_list」のオフセット-1の要素を取り出してprintした例である。
実行結果はもちろん、’kiwi’である。
スライスで指定する
スライスを使えば、リストのサブシーケンスを取り出すことができる。
こんな感じ。
new_list = [‘apple’, ‘orange’, ‘kiwi’]
print(new_list[0:2])
リスト「new_list」のスライス[0:2]の要素を取り出してprintした例である。
実行結果は、[‘apple’, ‘orange’]になる。
このようにオフセットで参照すると文字列で返されるが、スライスで参照するとリストで返されることに注意。
注意点
指定出来るオフセットの値は、リスト上に実在する要素に対してである必要がある。
例えば、new_listは要素の数が3こなので、指定出来るオフセットの値は0〜2(または-1〜-3)である。
このnew_listに対してオフセット3を指定すると以下の例外が発生する。
例外が発生しました: IndexError
list index out of range
※スライスで取り出す場合は、例外にならない。
例えばnew_listに対して
new_list[-1000:1000]としても例外にならず、new_list全体の値が帰る
使用例
動作確認環境:Python3.6.5 / macOS 10.15.6
ex.1 オフセットを指定して参照する
リストを作成し、オフセットで参照する。
内容を表示しながら見ていこう。
コード
new_list = ['apple', 'orange', 'kiwi'] print(new_list[1])
実行結果
orange
解説
1行めで、要素が3つのリスト「new_list」を作成する。
2行めで、オフセットの値を1で参照して表示する。
ex.2 オフセットを指定して参照する(マイナス)
リストを作成し、マイナスのオフセットで参照する。
内容を表示しながら見ていこう。
コード
new_list = ['apple', 'orange', 'kiwi'] print(new_list[-1])
実行結果
kiwi
解説
1行めで、要素が3つのリスト「new_list」を作成する。
2行めで、オフセットの値を-1で参照して表示する。
ex.3 スライスを指定して参照する
リストを作成し、スライスで参照する。
内容を表示しながら見ていこう。
コード
new_list = ['apple', 'orange', 'kiwi'] print(new_list[0:2])
実行結果
[‘apple’, ‘orange’]
解説
1行めで、要素が3つのリスト「new_list」を作成する。
2行めで、スライス[0:2]で参照して表示する。
補足
なし
Pythonバンザイ