概要
実現方法・説明
ここでは、ほかのデータ型からリストへの変換を説明する。
文字列を1文字ごとのリストに変換する
文字列を1文字ごとのリストに変換することが出来る。
こんな感じ。
list(‘abc’)
これで文字列が1文字ずつの要素に変換されリスト[‘a’,’b’,’c’]が作成される。
文字列をセパレータで分割してリストに変換する
文字列に含まれるセパレータ文字列があれば、split()関数を使ってリストに変換することが出来る。
こんな感じ。
csvdata.split(‘,’)
これで’,’文字で区切られた文字列csvdataの内容をリストに変換することが出来る。
タプルをリストに変換する
list()を使うとタプルをリストに変換することが出来る
こんな感じ。
list(work_tuple)
これでタプル(work_taple)の文字列をリストに変換することが出来る。
注意点
なし
使用例
動作確認環境:Python3.6.5 / macOS 10.15.6
ex.1 文字列をリストに変換
文字列をリストに変換する。
内容を表示しながら見ていこう。
コード
workstr = 'japan' worklst = list(workstr) print('--- 結果 ---') print(workstr) print(worklst)
実行結果
— 結果 —
japan
[‘j’, ‘a’, ‘p’, ‘a’, ‘n’]
解説
1行めで、文字列を用意した。(内容は’japan’)
2行めで、文字列をリストに変換した。
実行結果をみると文字列が1文字ずつのリストになっていることがわかる。
ex.2 セパレータで分解してリストに作成
文字列をセパレータで分解してリストに変換する。
内容を表示しながら見ていこう。
コード
workcsv = 'tokyo, saitama, chiba' worklst = workcsv.split(',') print('--- 結果 ---') print(workcsv) print(worklst)
実行結果
— 結果 —
tokyo, saitama, chiba
[‘tokyo’, ‘ saitama’, ‘ chiba’]
解説
1行めで、カンマ区切りの文字列を用意した。(内容は’tokyo, saitama, chiba’)
2行めで、カンマをセパレータにして分解された文字列をリストに変換した。
実行結果をみると分解された文字列がリストになっていることがわかる。
ex.3 タプルをリストに変換
タプルをリストに変換する。
内容を表示しながら見ていこう。
コード
worktpl = ('tokyo', 'saitama', 'chiba') worklst = list(worktpl) print('--- 結果 ---') print(worktpl) print(worklst)
実行結果
— 結果 —
(‘tokyo’, ‘saitama’, ‘chiba’)
[‘tokyo’, ‘saitama’, ‘chiba’]
解説
1行めで、タプルを用意した。
2行めで、タプルをリストに変換した。
実行結果をみるとタプルの要素がリストになっていることがわかる。
補足
なし
Pythonバンザイ